風Pの小噺 (大切なことはいつもアニソンが教えてくれた)
皆々様!おはようございます、こんにちは、こんばんは、ハロー!
もうそろそろ夏本番と言ったところでしょうか。皆さん体調を崩さないように!肩の力が入りがちな日々が続きますが、気分転換できる時間も必要です。
さてさて、先日、溜まりに溜まった相棒(ウオークマン)の中を整理してましたら、色んなアニソンが出てきましてね?それで懐かしくなっちゃって!今回幾つか思い出に残っているアニソン達を語ってみようかなって思うに至ったわけなんですw
そもそもアニソンしか聴いてこなかったような、偏った音楽センスをしてるもんですから、語るなんて大そうなことはできないんですけど、ちょっとしたアニソン好きの戯言だと思って、もしもお付き合いできる方だけお付き合いくださいね?(思い出話が大部分ですので)
そもそも、このブログもアイドルマスターばかりに偏ってしまっているので、ここらで、チョット味変を……。
でわでわ!
ズダダン!キン肉マン
キン肉マン キン肉星王位争奪編
キン肉マン自体は、漫画もアニメも世代ではないんですが、ケーブルテレビでよくみてましたね。その中でも王位争奪編はめちゃくちゃ好きでした。
中でも、アタル兄さんが超絶かっこいいんですよ!渋くてね!孤独というより孤高のファイターというか!
スーパーフェニックスとの激闘で力尽きたときのシーンは、子供ながらに涙したのを覚えています。
当時はロビンマスクやウォーズマンのようなかっこいい超人が好きだったんですが、今になるとキン肉マンのカッコつけないカッコよさが、たまらないんですねw
これまでにもヒーローもののアニメってたくさん見てきたんですよ。それぞれがそれぞれのヒーローらしさを歌っているんですが、キン肉マンに関してはホントに「ヒーローの理想像」とでもいうんでしょうか、感じるんですよ。
「カッコつけた言葉じゃない 強さを見せてくれ」
「この星から消えかけてる 正義を見せてくれ」
「正義」って言葉って難しいと思うんです。どこかのお巡りさんも言ってました。「正義なんて言葉は、胸にしまっとくくらいがいいんだ」って。
でも、どこかで誰かのために頑張んなきゃいけないときってあるじゃないですか。
そんなとき多分、人間って誰しもがヒーローになるんだと思うんですね。子供の時に両親や、先生、そしてテレビで見たヒーローが言っていた言葉。「弱いものをいじめちゃだめだ」とか「困っている人を見かけたら助けてあげよう」とか……
誰でも一度は聞いたことがあるし、教わってきたけど大きくなるにつれて、なかなか出来なくなっちゃう。
どんなに歳をとっても、おじいちゃんになってもおばあちゃんになっても、キン肉マンのような生き方が出来たらな。そんなヒーローとしてではなくて、人間としての理想が詰まっているような気がします
就活試験対策で走り込んでいるとき、あと500m走りきったら、あと一本ダッシュしたら終わりなのに「もういいかな……十分走ったよ」ってなってしまう。
仕事で、先輩からボコボコに指導を受けて落ち込んだときに「道は間違ってたのかな」って肩を落としてしまう。
そんな時にもう一度立ち上がるパワーをくれる。決してカッコ良くはないかもしれないですが、強くて、優しいこの曲が大好きなんです。
私たちはずっと……でしょう?
この曲は、私がアイマスを見始めてから最初に心に残った歌ですね。
ちょうど大学受験の頃です。高校は自分で言うのもなんですが、いわゆる県内有数の進学校だったんですよ。ところが、そこに入ったは良いんですが勉強に全くついていけず落ちこぼれも落ちこぼれ……w
赤点の常習、宿題は出さない、授業中は寝る
定期テストで赤点取ったら親が学校に呼び出されるんですが、その通知文も偽造してww「親は仕事で来れませ〜ん 印」みたいな
どうしようもない高校生だったと思います。(進級も危ぶまれてたんですよ)
ま、そんなんだから進学も「ま、行けるところにいけばいいっか?」で
そのくせ、一丁前に将来の夢は持ってた。
ところがそんな私にも転機ってくるもんで……笑
そのきっかけがアイドルマスターだったわけですね。
高校3年の秋だったかな?塾の帰り。ずーっとこの曲を聴きながらチャリンコを漕いでたね。あー俺このままどうなるんだろうって。今までやってきたことは後悔してないよ。部活ではそれなりに結果残したし、でもな……。
「あの場所に立ちたいと いつまでまでも
希望捨てちゃいけないよ 願いを叶えましょう」
この歌詞が全てだったと思います。
ただ、夢に行く方法がちょっとだけ遠回りになっただけで、行けなくなったわけじゃない。
夢自体はずっと小さい頃からの夢。あの場所に立ちたい。立ってみたい。そんなことができる人になりたい。
みんなが「でしょう?でしょう?」って歌うたびに、自分自身に言い聞かせるように元気をもらっていたと思います。
結局、自分の入学した大学は、とても名のある大学とは言えない地方の私立大学でしたが、そこで出会った人達は、そこで学んだことは全然誰からも否定されるようなものではないし、自分自身でも否定するようなものではありませんでした。
そして、今の自分があるわけですから、この歌から伝わってきた言霊を信じてきたことは間違ってなかったんじゃないかなって思うんですね。
勝って泣こうゼッ!
これはですね。さっきの話とまた逆で……w
高校時代の私の華の部分。部活(陸上部)での話になります。
2年生の時の冬トレーニングの時によく聴いてましたね。3年生の先輩が抜けて、今度は自分たちがチームを引っ張って行かなければいけない。
その3年生の先輩が、またとにかく速くて強くて……w
どれだけ頼ってたんだって実感しました。
その先輩達ですら、全国大会へ行けなかったんです。
陸上部の冬トレってめっちゃ体力アップに努めるんですよ。筋力もスタミナも精神力も……
そんな中組まれた練習がキツかったキツかった。
あん時涙こらえて 痛みも傷も隠して
無茶したこと全部無駄じゃない!(そう間違いない!)
あきらめないで続けた 魂燃やし続けた
今までのこと全部が今生きてるゼッ!
0.1秒縮めるのに途方もない練習をしなければいけない。その努力も実るかどうかもわからない。それでも、あきらめないでやってきた練習が全部生きてる。
本当に無茶な練習ばっかりだったけど、一緒に汗を流す仲間がいたし、そんな仲間とならなんでも出来そうな気がしたから。シーズンインするまでの半年間は、馬鹿みたいに陸上漬けの毎日を送ってました。そんな毎日が超楽しかった。
何か一つのことをガムシャラにやってみる。馬鹿みたいに!(勉強は犠牲にしちゃったけど)
そうしたら、何か分からないけど自分自身はチョットずつ前に進んでた。
みんなでガムシャラにやってたら、何か分からないけどチームが盛り上がって、最後には(自称)最高で最強のチームになってた。
これって部活だけじゃなくて、どんなことに対しても当てはまるような気がするんですね。受験勉強もだし、就活も、お仕事だってそうじゃないでしょうか。
もちろん考えて動く。無駄なことをしない。論理的に!
ということも大切です。
でも、迷っていることがあってでも、道が見えない!ってとき。時には無茶は承知で突っ込んでいくことも大切なのかなって思った。
そんな曲です。
イナイレの曲って、今の自分が聞いてもgoodっと来る、応援歌ばかりですね!
Inner Light
はじめの一歩
「勝って泣こうぜ」に引き続いて、部活時代の応援歌です。
よく言われるんですよ。「全然速そうな顔に見えない」って
元々がのんびりとした性分なので、試合とかで「俺が俺が!」というテンションが苦手なんです。
「あ!どうぞどうぞ、先行ってください」みたいなw
これスポーツ系の部活やってた方なら共感してもらえるかもしれないんですが、相手が持っている道具がカッコよかったりするだけで、めっちゃ強そうに見えません?
自分なんて、隣の1年生の履いてるスパイクがカッコいいだけで、びびり倒してたんです。そのくらい自信がなかった。自分に対してね?
はじめの一歩の主人公の、幕之内一歩ってそんな自分に似てたんです。そんな彼が、鷹村さんと出会って「強いって何か」を追い求めるようになっていく。部活をやっているうちに、自分を一歩のようになぞらえている気分になってきたんですね。生意気ながらw
だから、「強さ」ということに憧れは持つようになっていったかな。男の子(子?)だったら誰しもそうなのかもしれないですけどね。
「僕じゃ、決勝なんて行けないよ。インターハイなんて行けないよ」
「やれることは、全てやったはずだ……」
「それを出し切ったか?」
「いや……まだだ!」
それまでね?自分に対して自信がとことんなかったんですよ。
でも今までの練習で小さいことをコツコツと積み重ねてきて、こんな自分でも自信が持てる好きなものができた。それを裏切らないじゃないけど、結果が出る出ないは別として、信じてみても良いんじゃないかなって思える。そんな歌。
ビビリの自分が、チョットだけ強くなれる変身できる曲なんです。
試合が終わって、帰りの電車を待つ時間。
仲間と一緒に、田舎の田んぼと夕焼けを見ながら聴く「夕空の紙飛行機」も思い出にずっと残っています。
紙飛行機が飛んでいくよ 夢が夢で終わらないように
ずっとずっとずっとずっと 信じつづけてる。
だから、ずっとずっとずっとずっと 飛んで行けるよ
あなたには人生の教科書!って漫画ありますか?
私にとっては、「こち亀」がそれなんです。
今でこそ、ヲタクになって聖地巡礼なんてよくしますが、私の最初の聖地巡礼って、葛飾亀有が初めてです。
亀有駅の両さんの銅像や、商店街の両さんどら焼きを買いに行ったものです。
多分、私の東京好きってここに原点があるんでしょうね。東京にいけば、どこかで会えるんじゃないかなと……笑
小中学生の頃でしょうか。毎日学校に行って、勉強して、部活して、友達とチャリで遊びに行って……。
特に何でもない毎日がこんなにも楽しくて、幸せなことなんだと。
その当時は気づかなかったものです。
今になって振り返ってみると、もう元に戻ることはないけれど、そんな思い出があるから辛い時や困った時に、「みんなもどっかで頑張ってんだろうから、オレももうちょい頑張ってみるか」ってチカラになるんですね。
両さんにはホントにたくさんのことを教わった気がします。
始末書は多くて、何度も署を壊して、金銭に対する欲が強くて詐欺まがいはしょっちゅうだけど、困っている人をほっとけなくて、人情に厚くて、決めるところはしっかり決めて……
そんな両さんみたいになりたくて、今でも漫画やアニメをちょこちょこ見返してるんです。
こち亀って、特にヒーローが出てくるストーリーじゃないけど、なぜか心にジワッと残っているお話が定期的に出てくるの分かります?w
私の心に響いているお話は、檸檬とハムスターのお話。それに、新聞配達の友達とのお話。でしょうか……。
My Soul ,Your Beats
この歌も、人生の転機になった歌の一つでしょうか。
大学に入ったはいいけど、あまりにも高校時代とのギャップが大きくて、なんとなく目標が失われつつあった頃でした。なんでも自由にやってもいい。ということは裏を返せば別にやらなくてもいいってこと。
朝起きて、単位のために授業に出て……。帰って寝て……。なんかそんな生活が情けなくなってくるというか……w
そんな頃に、アニメ好きな友人からkey作品を勧められたんですね。
そのうち一番最初に見たのがAngel Beats!でした。
別に神様に喧嘩を売ってたわけじゃないけど、その現状を打破したいと思って、なにか自分にできることを!動き出すきっかけになったそんなアニメ、アニソンです。
なんの力もない大学生ですよ?お金だってないし、やれることは限られてます。
でも、そんな自分でも、誰かのためになれるんじゃないかなと。そんなふうに思って、初めて献血ってものに参加したり、(ちょうど、音無が記憶を取り戻す回だったのかな?)震災のボランティアに行ったり。福祉施設に行ったり、地域の爺ちゃん婆ちゃんと餅つきしたり。
待ってる気がした
呼んでる気がしたんだ
そんなふうにそれが正解か分かんないけど、前だけには進んでいれば、どこかで必要としてくれる人や、場所に巡り合えるんじゃないかなって。
ちゃんと「生きよう」と思えたんですね。
オリジナルversionもピアノが美しくて好きなんですが、YUI verもかっこよくてどちらかと言えば、こちらの方をよく聴いてましたw
さて、ここからは思い出という思い出が残っているわけじゃないけど、なんか心に残ってる歌達を……。ごく一部。
アニソンなんて、普段そんなに真剣に聴こうとはしてないから、ガッツリ語れるぜって歌なんてそんなにあるわけじゃないし。
でも、この歌どこか元気もらえる。どこか涙がでる。どこか癒される。意外とそんな歌の方が大人になってから、ふとした時に聴きたくなっちゃうものです。
蕾〜tsubomi〜
これは自分にとっては卒業ソングですね。ちょうど中学3年の3月に聴いたんです。
何というか、春風のような暖かくて優しい歌詞とメロディーが心に残ってます。
別れ、新しい場所に旅立つときって不安だし、怖いじゃないですか。できればずっとこのまま続いて欲しい。でも、そんなわけにはいかない。
そんな時だったから、ちゃんと「今までずっとありがとう」って言えるように、学校の帰り道とか一人になった時に口ずさんでたような気がしますw (弱虫ですね)
あぁ 会いたくて でも会いたくて
壊れそうに 寂しい夜は
君の名を呼ぶよ
弱い自分に負けないようにと
見えない翼
金色のガッシュベル
我々の小学生時代のヒーローといえば、ガッシュですね。
色んな魔物の子達と、パートナーとの出会いと別れを繰り返して、強くなっていくガッシュや清麿に、毎週心を踊らせていました。
クリア編の最後に、今まで出会ってきた縁(仲間だったり、敵だったり)を繋いで、最後の敵を倒すところを読み返すたびに、涙が出てきます。
キン肉マン同様、金色のガッシュの中で、明確な敵って出てこないんです。魔界に帰ったり、生まれ変わったり、小ちゃくなったり。
全力でぶつかり合って、仲直りして。そうして繋いだ絆が最後には全部ガッシュの力に変わっていっていた。
悲しみもいつか笑顔に変わるんだ
涙もいつかは希望に変わるんだ
別れも、悔しさも、涙も、全部最後にはきっと自分の成長につながっている。そんなことを思い出させてくれた歌ですね。
今、このとき
夏目友人帳 肆
この歌は、歌というよりも、その時に見たストーリーがかなり印象に残っていたから好きになったというのが大きいですね。
声真似をする妖怪が出てくるんですが、そんな妖怪とある人間との恋模様を描いたお話だったと思います。(分かる方いるかな?)
これを見たのって、中学生くらい?高校生になってたかな?そんなガキが「なんて美しい話なんだ」ってボロボロ涙流したような、なんか知らないけど心にジワジワ染みてくるストーリーでした。
友人帳に出てくる妖怪って、「なんか不器用で素直じゃなくて、それでいて優しい妖怪」がたくさん出てきますね。
人間も妖怪も精一杯生きているから
そんなみんなに送る優しい応援歌じゃないでしょうか。
笑顔
劇場版ポケットモンスター「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
なんと言っても歌詞が好き。
なんかね、こんな風に生きていけたらなって思えるような。言葉じゃうまく伝えられないんだけど、「ああ……強いってこう言うことなんじゃないかな」って思えた歌なんですね。
自分達の世代が、ミュウツーの逆襲から始まって、人によっては、もしかしたら自分の子どもたちとポケモンの最新作を観にいっている世代なんです。
自分の子どもや孫と、映画を観にいって、こんな歌に出会えてストーリーもだけど、「ああこんな歌もあったな」って心のどこかで残っていって。家族みんなで、家族っていいなって思えて……
そんな幸せなことってないんじゃないかな。
いつかちょっと悲しいこともある
いつかちょっと嬉しいこともある
でも全部笑えたらいい
ぜんぶ抱え生きていけたらないい
私のヲタ名とでも言うんでしょうか?その由来になった歌です。
ちょうど小学生。夏休みの時期だったな。
朝、レジェンズみてババっと宿題やって、学校のプール開放にいって、その足で、友達と日が暮れるまで公園で遊んで。
夏の風って、ドライヤーみたいに暑くてね?全然涼しくないんだけど、ふとした時に涼風が吹いて、草の匂いや磯の香を連れてきてくれてさ。
そんな風が吹く、夏って季節が大好きです。
そんな風と一緒になって、自転車で街を駆け抜けて、たくさんの冒険をした子供の頃。
そんな思い出があるから、大きくなってしまってからも、時折この歌が聴きたくなるんです。
風がこの街を走り抜け 大空高くと
僕を抱き上げ 旅立つよ
エンディング曲の「もうどうにも止まらない」も最高でしたねwおしゃれで、舞台にピッタリというか。
さて、ここまでお付き合いしていただきましたみなさんにとって、アニソンって何ですか?
私にとってアニソンは、弱気になったとき、今の自分じゃどうしようもない時に、そのアニメの主人公やヒーローヒロインから力を借りて、力を借りてというより、その歌を聴いている時は自分が主人公になれる気がする。どんなことでも出来そうな気がするし、ヒロインが待っているような気がしてくる。
時にキン肉マンになったり、アイドルになったり、必殺技出せたり。そんな彼らの力をもらって今を戦える気がするんです。
もちろん、小学生や中学生の頃に聴いた歌ですから、フレーズとしては幼稚なものもあるかも知れません。
でもね?そんな歌達がそばにいた。そんな子供時代って素敵じゃないですか?
もしかしたら、大きくなってもアニソン大好きって方もいらっしゃるかもしれない。
全然いいじゃないですか。この90秒の歌の中に、強さも、優しさも、勇気も、可愛らしさも込められてるんですから!
アニソン聴いて、元気をもらえてるなら、もうそれだけであなたはヒーローでヒロインなんです。
もしも、私がお話しした思い出の曲たちの中で、気になるなって歌があって、それがあなたの力になったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
まだまだ、思い出に残ってる歌って、探せばありそうなので、もし機会があればちょこちょこっと書いてみたいなって思ってます。
最後に、すべてのアニソンたちへ。アニソンが好きな人たちへ
僕らは君を知っている。本当は今も知っているんだ。
愛する者を護るため 戦う人がいたことを
僕らは愛を伝えよう 愛の歌を歌っていこう
たとえ力尽き 声が枯れ果てても
でわでわ〜
ところで…………
サムネが、けいおん!なのに、けいおんの曲一曲も出てこなかったんですが……
また、けいおん!についてはおいおい……ってことでwww